ウィストン・チャーチルのアイスバーグ考察

 

【アイスバーグポイント】
・統括能力=首相になった日はドイツからフランスに電撃戦が挑まれた日であり、フランスはすぐに危機に迫られるが、チャーチルは国民を鼓舞し続けて闘志を消さないようにしていた。
・演説力、文筆能力=チャーチルがカリスマであった要因に演説のうまさが挙げられる。その演説は名文として名高いものが多く、後にノーベル文学賞を受賞するほどである。

 

【経歴】
士官学校を卒業した後は職を転々とし、軍人や従軍記者として働いていた。そんな中で民間ジャーナリストとしていった第二次ボーア戦争で捕虜として捉えられた。チャーチルは捕虜収容所から抜け出し、11日かけて味方の元へと逃走。これにより名が知れ渡り、翌年の選挙で当選。首相となり、第二次世界大戦を戦勝国として終わらせることに成功。ノーベル文学賞を受賞するなど多才な人物でもあった。

 

【生い立ち】
由緒あるマールバラ侯爵の三男で政治家の父親、アメリカの大富豪の娘である母親の元に、イギリスにて誕生。聖ジョージスクールに入学させられるも、成績は全科目最下位、体力もなく遊びも苦手で、同級生からも嫌われる問題児であった。成績は悪かったものの、作文に興味があり、文才もあったという。18歳の頃には3回目の受験でサンドハースト王立陸軍士官学校に入学。地形学や戦略など関心の高い分野の学習が多く勉学に励み、130人中20位の成績で卒業。

 

【名言】
「変転する状況のただ中で、ひとりの人間が終始一貫性を保つただひとつの可能性は、すべてを支配する不変の目標に忠実でありながら、状況に応じて変化することにある。」

「凧が一番高く上がるのは、風に向かっている時である。風に流されている時ではない。」

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