全員経営者組織の測り方/株式会社 ドットライフ

日々の仕事の中で訪れる様々な気づきの瞬間。その中から特に印象に残っているものを紹介します。

今回は人生経験のシェアリングサービス『another life.』を展開する株式会社ドットライフ代表取締役の新條さんです。

プロフィール
新條 隼人
一橋大学商学部卒業後、株式会社ネットプロテクションズ入社。後払い決済事業の営業グループリーダー、新卒採用担当等を経てドットライフを立ち上げ。


気づきの起きたシーン:戦略議論中メンバーから、今会社に何があったら良いか聞かれた時

自分の中での答えは、「経営戦略レイヤーの議論と実行をできる人が増えること」でした。普段から考えていることだったものの、改めて質問されることで二つの気づきがありました。一つ目は、部分的移譲が進み周りに任せたり頼ったりシーンが増える一方で、経営レイヤーの戦略はまだまだ取締役陣少数で考えており、そのリソースがボトルネックになること。もう一つは、部署レベルの課題に対しては安心して任せて成果が出るイメージを持てていることでした。


学んだこと:

「100個の課題を100人で解決する組織」を目指すイメージは持ちつつ、自分の中でどこまで権限移譲が進められているか、人が育っているかが明確ではなかった状態で、メンバーからの質問をもらったことで組織の現在地を再認識することができました。MSマトリクスのように、今の組織の状況を認識できるようなフレームや問いを持つことは重要だと改めて感じました。その上で、MSマトリクスの右上に人が集まる全員経営者組織が実現されている会社がいかに強いかも、改めてイメージすることができました。時間はかかりますが、組織への投資量を増やせるようアクションを増やしていきます。

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