日々の仕事の中で訪れる様々な気づきの瞬間。その中から特に印象に残っているものを紹介します。
今回は人生経験のシェアリングサービス『another life.』を展開する株式会社ドットライフ企画営業部の渡邉さんです。
プロフィール
渡邉 美月
愛知県出身。大学進学を機に上京。大手SI企業に新卒入社し、法人向けのソリューション営業として約4年勤める。2017年秋から社会人インターンとしてドットライフが主催するanother life.イベント企画・運営に関わり、2019年2月に正社員として株式会社ドットライフに参画。営業企画を担当。
気づきの起きたシーン:納品物の制作スケジュールが遅延した際
私が全体の進行管理およびクライアント調整を任されていた制作案件で、納期2週間前になって当初想定していた以上にクライアントから修正依頼をもらい、納期に間に合わないことが判明しました。私はどうにかして元の納期に間に合わせることしか考えられず、「●●するしかない」という諦めのような言葉しか出てきませんでした。そんな折、社内で「しかない、ではなく、どうすることが一番クライアントや自社にとってよいのか」と指摘をもらいました。私はこの時、自分が視野が狭くなっていて、クライアントや自社にとって最高な状態を考えられていなかったか気が付きました。
学んだこと:「最高な状態とは何か」を考え抜く
日々状況が変わりゆく中で、アウトプットを出した際の最高な状態をイメージし続けることの大切さを学びました。過去の出来事やルールに縛られるのではなく、最高の状態とは何か、その達成のためにどうすることが各関係者にとってベストなのか、考え抜くことが長期的な視点で最も価値を生むのだと、この出来事から強く感じました。切羽詰まった状況ほど思考停止してしまいがちですが、まずはそんな自分に気づき、周りにヘルプを求める、一旦立ち止まって考える、といったアクションを大切にしていきたいです。