使う言葉次第で行動は変わる/株式会社ドットライフ

日々の仕事の中で訪れる様々な気づきの瞬間。その中から特に印象に残っているものを紹介します。

今回は人生経験のシェアリングサービス『another life.』を展開する株式会社ドットライフの島田さんです。

プロフィール
島田 龍男
早稲田大学卒業後、株式会社ネットプロテクションズ入社。後払い事業の営業、社内情報活性化プロジェクト、新規事業担当等を経た後、シンクタンク・ソフィアバンクにて経営者向け事業のプロジェクトマネジメント等に従事し、ドットライフ立ち上げに参画。


気づきの起きたシーン:サイト上の文言を変えてユーザー行動が大きく変化したとき

自社で運営しているWEBメディアを運営している中での気づきです。理想のユーザー体験を設計して、UIまで落とし込んで実装した後に、想定していた通りにユーザーが行動してくれないことが多々あります。一方で、サイト上の「言葉」一つを変えるだけで、それが劇的に変化することもあります。例えば、アクセスが多い記事を「ランキング」ではなく「よく読まれている記事」と表記する、「おすすめ記事」ではなく「あなたにおすすめ」と表記するなどで、ユーザーの行動は大きく変わりました。


学んだこと:使う言葉次第で行動は変わる

「UI/UX設計」という言葉を聞くと、デザインや構造を意識しがちですが、最後の一つひとつの文言レベルでもユーザーの行動は大きく変わることが実感値として持てました。よくECサイトやLPでは「購入ボタン」の色や文言でCVRが大きく変わると言われていますが、それは全てのWEBサイトの全ての箇所でも同じだと感じました。

また、言葉ひとつで行動が変わるのは、WEBの世界だけでなく、リアルの世界でも同じだと思います。よく言われる「すみません」ではなく「ありがとう」という方が相手に気持ちよく動いてもらえるのと同じように、それぞれの相手によって使うべき言葉、動きやすい言葉は違うもの。あたりまえのことですが、相手やシーンによって言葉や伝え方を変えることの重要性に気づきました。

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