2019/1/25 吉田 典広 Norihiro Yoshida
最近自分も含めて「忙しくて大変だ、、」という雰囲気が社内に充満している気がしていて、自分も流行りの生産性アップノウハウをシェアしたいんだけど、そういうのはSさんとかTさんのほうが圧倒的に得意なので、僕からはマインドセットからのアプローチについて話したいと思う。
これは個人的な見解なんだけど、業務がスタックする原因には単純なスキル不足だったり工数の限界を超えたタスク量以外に、「面倒くさくて後回しにしていたもののツケが一気に回ってくる」があると思う。
それでこの「面倒くさい」がかなり曲者で、しっかり対処しないと生産性向上には結びつかない。
「面倒くさいという感情に立ち向かうこと」
だいたいの人は面倒くさがりな傾向がある。僕なんかは顕著で時間がかかりそうなタスクや優先度低いタスクに関してはすぐに「面倒くさいな、、」と思ってしまう。今まではそのまま後回しにしてしまうことが多かったんだけど、マインドセットの持ち方次第で解決できるようになってきた。それが、
1)面倒くさいなと思って後回しにするほうが後々「面倒くさい」ことを自認する
2)面倒くさいを限りなく減らすために超効率化思考になる
3)なんで面倒くさいことするんだっけ?を再定義する
1なんかは腹落ちすればめっちゃ早くて、要は誰でも少し考えたらわかる「面倒くさいことを後回しにしていたほうが、より面倒くさいことになる」を頭でしっかり理解しておくこと。真の「面倒くさがり」であれば嫌なことは最小限に抑えたいので適切なタイミングで取り組むはず。
2は面倒くさがりがゆえに、それを最小限にする思考法にいたる。前は思考停止で真正面からタスクを消化していたけど、自分の工数価値と外注コストを天秤にかけたり、色々なタスク処理Tipsを試してみたりするようになると一定の生産性向上はできた。その思考まで面倒くさがってはいけない。
3は目的やゴールが曖昧なままタスクに取り組むと陥りがちなのだが、みんななんらか意義ややりたいことがあってLIFE PEPPERに所属しているわけであって、本来面倒くさい業務の先に自分の成し遂げたいことがあるはず。けどこれって意外と忘れてしまいがちで、そうなると面倒くさいタスクだらけに錯覚してしまう。
「面倒くさいことをやる」のも手段でしかないのだから、会社でも個人でもMVをしっかり意識することは重要。
あとは「やりたいことをより楽しくするために、ちょっとやりたくないこともやってみようかな」と思えると楽になるかな。スポーツの練習やゲームのレベル上げと同じ。
補足)
上記を解決する究極の方法は「全員経営者」つまり自分の人生にオーナーシップを持つこと。やらされてる感があると面倒くさいなと思いがちなので、どこまで自分ごと化させるかが肝。これは業務降る側も意識しないといけなくて、なんのためにこれをやるのか、をしっかり腹落ちさせてあげる工夫がいる。マネジメントスキルの1つ
こんな感じでマインドセットをコントロールできるようになると業務スタックの要因を1つ潰せるのでオススメです。マインドセットなので長持ちするし。
あとなんかの研究で「やる気を出すためには、やりはじめることが一番」らしいので、とにかくPCに向かってキータッチ1回でもしてみることが重要らしいです。一文字タイプするくらいなら気合でいける。
「面倒くさい」についてかんがえるのも面倒くさくなってきました。おやすみなさい