やりたいことを本心で洗い出すところからスタート。ミッションの策定後は共感するメンバーが増え、自然と社内に浸透するように/株式会社 ヒトカラメディア

どの会社も避けては通れない想いの言語化。特に組織が大きくなっていくフェーズにおいてはブレずにスピーディーな経営を行う上で必須なのではないでしょうか。そこで「ミッション・ビジョン・バリュー誕生秘話」では、いろいろな会社に「ミッション」「ビジョン」「バリュー」をどうやって作ったのかお話を伺います。

今回は経営戦略や採用戦略に紐付いたオフィス選定や組織の課題解決や成長につながる内装プランニングを手がける株式会社ヒトカラメディアの取締役の田久保さんにお答えいただきました。

 

ミッション

『「都市」と「地方」の「働く」と「暮らす」を
もっとオモシロくする』

ミッション設定の背景:無形のサービスだからこそ、わかりやすい「言葉」が必要

ヒトカラメディアが提供していたのは、分かりやすいサービス名のあるウェブプロダクトではなく、オフィス仲介という無形のサービスでした。その事業に込める想いや提供価値へのこだわりはあるものの、外からの見られ方は単なる不動産業。創業当時から一貫した信念を持って展開していたこともあり、ヒトカラメディアという会社の在り方を分かりやすく伝える「言葉」が必要でした。

 

決定までのフロー: 「本心」でやりたいことをすべて洗い出す

立ち上げフェイズのドタバタな時期にミッション策定を実施し、細かい段取りは覚えていないですが、事業展開の可能性や「本心」でやりたい方向性を一度すべて洗い出し、一歩一歩ひとつの言葉にまとめていきました。特に意識したのは「少なくとも10年以上、自分たちの言葉で自信を持って言い続けられるミッション」を作るということ。出来上がったときもその手応えは明確にありました。

 

苦労した点:メンバーに腹落ちしてもらうこと

当時、経営層の2名以外に3名のメンバーがいたのですが、端的に言うと、彼ら3名にあまり刺さるプレゼンテーションができませんでした。「この言葉は発明だ!」と意気揚々と共有したのですが、「ふーん」というくらいのリアクション。まあこちらの都合で押し付けても、浸透しないのは当然ですよね(笑)。メンバーにいかにして腹落ちしてもらうかという観点が弱かったのだと思います。

 

解決方法:共感するメンバーが増えミッションが社内で言葉として飛び交うように

当時はとにかく多忙で、メンバー全員なりふり構わず業務に明け暮れ、正直なところ、ミッションの浸透施策などは行う暇がなく、月に1度の全体会で伝えるくらいでした。そこから半年、一年と、分かりやすくミッションが効いたのが「採用」です。オフィス移転という事業内容を飛び越えて、ミッションがきっかけでオフィスに話を聞きに来てくれる人たちが増えてきたこと、そういったメンバーがジョインしていったことで当たり前にミッションが社内で言葉として飛び交う状況になりました。

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